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[女優 石原 さとみさん(20)]
[女優 石原 さとみさん(20)]
http://qnet.nishinippon.co.jp/entertainment/showbiz/get/20070912/20070912_001.shtml
しんの強さを感じさせる目と清楚(せいそ)な容ぼうで「第2の山口百恵」とも言われる石原さとみさん。新作映画「包帯クラブ」では「心が傷ついた人の傷ついた場所に包帯を巻く」という活動を始めた高校生「ワラ」を好演。その思いを熱く語る彼女が「九州で食べたいっ!」とさらに熱く叫んだものとは?
-ワラの言葉遣いは結構荒いですね。
石原:今まで優等生で言葉遣いもきれいな役が多かったんで、新しかったですね。でもやっててすっきりするんです。どんどん成長していく役でもあるし。
-ワラの成長とは?
石原:人の痛みを少しでもわかろうと努力したり、傷ついたことを人に話すことが恥ずかしくないと思ったり。両親の離婚や、友達とギクシャクしたまま別れたという「自分の傷」と向き合えるようになったり。
-「心の傷」に包帯を巻く意味は…。
石原:その人が傷ついた思い出の場所(の印象や意味)が、包帯で変わる。それ(の写真)を見るだけでも全然違うと思います。
-この映画で一番伝えたいことは?
石原:傷ついたことを隠そうとしたり、忘れようとしたりするんじゃなく、思い出して向き合う、クリアにするきっかけになればうれしい。
-映画の中の「心の傷」には、いじめや虐待もあります。
石原:今だからこそ届けたい作品かな、と思います。そういうニュースをよく聞くので、傷がいえたり、気付いてあげる部分が少しでも増えたら、と。
-自身が包帯を巻いてほしいところは?
石原:えー(笑)、最近そんなに傷ついてないんですけど(笑)。でも、過去に勉強を頑張っておけばとか、「ああしとけばよかった」と後悔する思い出の場所に、巻いてくれるんだったら巻いてほしいなと。
-(群馬県の)高崎ロケはどうでした?
石原:1カ月間ずっと泊り込みだったので、終わり時間がみんな一緒だと、ご飯に行ったり、ボウリングやカラオケに行ったり。楽しかったですね。
-山口百恵さんに似ていると言われてますよね。
石原:すごくうれしいです。事務所の先輩で、実際お会いしたこともありますし。10代のころの作品を見ても、すごくかわいくて、でも目力(目元の印象)がすごく強くて。
-目標とする女優は?
石原:吉永小百合さんみたいな女優さんになりたいなあ、と。気配りや言葉、現場の雰囲気、オーラ、すべてがすてき。
-「てるてる家族」では(長崎県の)佐世保ロケがありました。印象は?
石原:ハンバーガーが(力をこめて)本当においしくって。すっごーいおいしくて、今一番食べたいものです。東京にも佐世保バーガーありますけど、そこじゃないんです。実際佐世保で佐世保バーガーが食べたいなあって。
-これからやってみたい役は?
石原:今しかできない、高校のはじめからの成長ものがあればすごく面白いなあと。もうちょっと年齢がいってしまうと、高校生役ができなくなると思うので。
-多忙な中でのストレス解消法は?
石原:友達と会ったり、電話したり。でもたくさん寝られたら幸せです(笑)。
-九州の読者へメッセージを。
石原:「包帯クラブ」ってホラーかと(笑)思う人もいるんですけど、感動して心が熱くなったり、心が「スッ軽く」なる映画です。1人でも多くの方に見ていただきたいです。
-最後に…(ワラの親友役の)タンシオが、なぜか病院で小さなだるまを抱え
てる場面がありましたが、あの意味は?
石原:あれが「堤ワールド」です(笑)。(撮影中、堤幸彦監督が)「それ持ってみようか」って(笑)。細かく見ると、だるま以外にも(仕掛けが)あります。何度か見てもらうと、おもしろいと思います。 (荻原)
〈プロフィル〉
▼いしはら・さとみ
1986年12月24日、東京都生まれ。2002年ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリ。03年「わたしのグランパ」で映画デビュー。NHK連続テレビ小説「てるてる家族」(03年)や大河ドラマ「義経」(05年放映)でヒロインを務め、06年「奇跡の人」で初舞台。来夏公開予定の映画「フライング☆ガールズ(仮題)」では客室乗務員兼バスケットボール選手という役で主演する。
▼映画「包帯クラブ」
ネットで投稿を募り、「心が傷ついた人の傷ついた場所」に包帯を巻き、写真を投稿者に返信する「包帯クラブ」。ワラ(石原さとみ)やディノ(柳楽優弥)、タンシオ(貫地谷しほり)らは、サッカーの試合をきっかけにいじめられている少年のためゴールに包帯を巻くなど、街中に包帯を巻いていく。だが「クラブの活動は偽善」という中傷がホームページに書き込まれ、警察や学校で問題に…。原作は天童荒太の同名小説。堤幸彦監督。15日からユナイテッド・シネマ福岡などで公開。
=2007/09/12付 西日本新聞朝刊=
2007年09月12日15時56分
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