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問題「大気汚染より路面の硬さ」 五輪マラソン
問題「大気汚染より路面の硬さ」 五輪マラソン
http://www.asahi.com/sports/update/0421/TKY200804210153.html
五輪マラソンのテスト大会で天安門の前を走る佐藤敦之(左端)ら=越田省吾撮影
2008年04月21日15時03分
【北京=堀川貴弘】当地の五輪コースで20日に開催されたマラソンのテスト大会を、日本代表選手や関係者が視察した。今回で得た感触やデータを本番にどう生かすか。
問題視されたのは、懸念された大気汚染より路面だ。五輪2連覇を目指す野口みずきを指導するシスメックスの藤田信之監督は19日にコースをチェック。「5キロ付近の天壇公園など石畳のところはすごく硬い。かなり脚筋力が必要になる」。対策として野口は、5月11日の仙台国際ハーフの後、長野・菅平の起伏あるコースで鍛える。
代表選手のシューズを製作するアシックスの三村仁司さんやミズノの河野光裕さんも北京入りした。マラソンシューズをはいて天壇公園を歩いた三村さんは「ひざが痛くなった」。靴底には、軽くてスピードの出るウレタン素材よりも衝撃吸収力のあるスポンジ素材を勧める。20日は雨が降り、河野さんはぬれた際の滑り具合を気に掛けていた。
男子世界記録を持つゲブレシラシエ(エチオピア)が不参加の理由に挙げた大気汚染についての感想はまちまちだった。大会前日など晴れた日にジョギングをした土佐礼子(三井住友海上)は「(遠くがかすむなど)見た目は悪いが、走ってみれば問題がない」。尾方剛(中国電力)は「のどがイガイガした」と、もらした。
中村友梨香を指導する天満屋の武冨豊監督や日本陸連・河野匡マラソン部長も完走した。武冨監督は「道幅が広いので、いかに最短コースをとるかも鍵になる」。河野部長は、天安門広場のスタート地点でトイレの少なさや選手個人の飲料の持ち込みが禁止されたことなどを指摘し、改善を求める方針を示した。
佐藤敦之(中国電力)は「今回、経験していなかったら、道幅が急に狭くなるところなど『えっ』と思うこともあるのではないか」と話すなど、それぞれ収穫となったことはあった。
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