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Skypeでブルガリア人青年に取材を試みた
Skypeでブルガリア人青年に取材を試みた
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080322/22414
ラジオ・ブルガリアのWebサイトによるとブルガリア・ハンガリー・クロアチアの3国は20日セルビアからのコソボ独立の承認を決定したとありました。
ラジオブルガリアの英語版のページ 私は、セルビアの隣国で、同じ似た文化を持つ3国がコソボの独立を認めるのは早すぎるのではないかと感じました。また、その思惑についても興味を持ちました。

早速記事にすべくブルガリア人である義弟に意見を求めましたが、自分の政治的な考えがネットに記事としてのる事は乗り気でないとの事。ただ、
「Skypeで直接ブルガリア人と話してみたら?」
とヒントをくれました。Skypeでブルガリア人に片っ端からコールし、英語を話せる人を見つければ意見が聞けるかもしれないと言うのです。
早速Skypeで取材を申し込んでみた
私の英語は小学生のころ、会話のみによって覚えた英語でブロークンで語意が極端に少ないのです。また、中学時代にはそこそこ話せて聞けたので、英語の授業をばかにしていたところがありました。その結果、ほとんど読み書きはできません。
読み書きするよりは、話した方がニュアンスで理解しやすいと思ったのでとにかく勇気を持ってコールしてみる事にしました。
Skypeユーザー検索で「国:地域」でブルガリアを指定し、「言語:英語」とすると86名のユーザーが表示されました。

Skypeで「国:ブルガリア」「言語:English」のユーザーを検索
Hello.
(こんにちは)
I am Hideaki Yuasa , the web pressman in Japan.
(私は湯浅 秀昭と言う日本のウェブプレスマンです)
Bulgaria approved the Kosovo independence on March 20.
(3月20日にブルガリアはコソボの独立を承認しました)
Please tell me, what do you think about that ?
(それについてあなたはどう思うか教えてください)
まず10件ほどチャット画面に入力してみましたが、すべて「認証待ち」となり返事は返ってきませんでした。そこで勇気を振り絞り、音声通話で同じ内容で片っ端からお声がけさせて頂いたのです。
24歳の青年に話を聞けた
最初に、21歳の女性が「ハロー」と返事を返してくれましたが、話題の内容が気に入らないのかすぐに切断されました。それからもなかなか話をしてもらえず、あきらめかけた31件目。ついに24歳のニコライと言う男性がやっと話をしてくれました。私の聞き取った内容は以下のようなものです。
・ブルアリアには10%のトルコ系民族がおり、宗教もイスラム教徒であるので、コソボ独立の承認は他人事ではない。
・しかし、EUの一員である事のメリットも捨てがたいので承認に至ったと思う。
・恐らく、セルビア人の中にも、「コソボにこだわるよりも、EUの一員としての恩恵にあやかった方が得である」と考える人もいると思う。
ニコライ青年も私と同等の英語力だと思われるのでこの程度の会話しかできないのが残念でした。最後に彼の方が私に質問しました。
「あなたの国に10%の宗教や文化の異なる特定の異民族がある地域に移住し、議会の多数派となり独立を宣言したらどう思いますか?」
私は答えに困りました。
「日本は古来より1つの多数民俗と2つの少数の民族、さらに、朝鮮半島の人が住んでますが、独立の機運を感じた事が無いのでお答えするのがとても難しい」
としか言えませんでした。
彼らにとってコソボ独立の支持・不支持は「国益とは何か?」と言う非常にシビアな選択である事を、ニコライと名乗る24歳の青年の質問から感じました。また、日本と言う国の事情を知っている義弟が私の質問に答えにくい気持ちも理解できました。
これは、ひとりのブルガリア青年の考えです。Skypeを利用すればもっと多くの話を聞けると思いますが、私の語学力では限界があります。
ただ、語学力があれば意外と簡単に、世界中の人に取材できると分かった事は大きな収穫でした。市民記者の皆さまの中には語学に優れた方も大勢いらっしゃるかと思います。そういった皆さまが記事を書かれる際にこの手法をご活用頂けましたら、心臓をドキドキさせながらチャレンジした事も無駄ではなかったかと思います。
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