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陸上:渋井、五輪参加標準Aを突破…女子一万 兵庫の大会
陸上:渋井、五輪参加標準Aを突破…女子一万 兵庫の大会
http://mainichi.jp/enta/sports/news/20080428k0000m050036000c.html
【兵庫リレーカーニバル・女子一万メートル】参加標準記録Aを突破し、ガッツポーズする渋井=神戸・ユニバー記念競技場で2008年4月27日、梅村直承撮影
陸上:渋井、五輪参加標準Aを突破…女子一万 兵庫の大会
北京五輪の代表選考会を兼ねた陸上の兵庫リレーカーニバルが27日、神戸市のユニバー記念競技場で開かれ、男女10種目が行われた。女子一万メートルで、日本記録保持者の渋井陽子(三井住友海上)が31分19秒73で1位と同タイムの2位に入り、北京五輪参加標準記録A(31分45秒00)を突破した。3位のマラソン代表の中村友梨香(天満屋)、4位の赤羽有紀子(ホクレン)も標準Aを切った。優勝はオンゴリ・フィレス(ホクレン)。同千五百メートルは小林祐梨子(豊田自動織機)が4分15秒99で制した。
男子走り幅跳びは、荒川大輔(同志社陸友会)が標準B(8メートル05)を破る8メートル09の大会新で優勝。同一万メートルはジョセファト・ダビリ(小森コーポレーション)が27分15秒82で優勝し、日本人選手は木原真佐人(中央学院大)の28分29秒40の5位が最高だった。
◇「やればできる」…渋井、強さを取り戻す
02年の日本記録(30分48秒89)以来、6年ぶりに自己2番目の記録をマーク。渋井は「うれしい。私もやればできるなあ」。照れ交じりの笑顔に、充実感がにじんだ。
5000メートルから先頭へ。終盤は昨年世界選手権8位のフィレスにぴたりと追われたが、迷わず引っ張った。ラストで激しく競り合い、同タイムで惜敗。だが取り戻した強さは十分に印象づけた。
01年に世界選手権のマラソンで4位。翌年は一万メートルで日本新。「あのころは若さで走っていた」。その後は、練習は万全でも心身がかみあわず、結果が出ずに苦しんだ。
今回はレース数日前から疲労が抜けて意欲が高揚。「久々にワクワクした感じがあった」。気持ちが走りを後押しし、意識しなかった好記録も。「絡まっていたものがやっとほぐれた」と喜んだ。
マラソンでは逃した五輪も見えてきた。6月末の日本選手権で、6連覇中の福士加代子(ワコール)らと代表の座を争う。「狙いすぎるとダメ。でも福士さんの連覇を止めたい」。29歳がひそかに意欲を燃やす。【石井朗生】
○…五輪女子マラソン代表の中村が一万メートルで標準Aを突破する31分31秒95の好記録を出した。「スピードがどれだけ戻っているか」を確かめるために出場。6000メートル過ぎで先頭集団から遅れたが、最後に赤羽を抜き返した。5月の中国実業団陸上で三千メートル、五千メートルに出場した後、マラソン練習を本格化させる。コースの下見の予定もなく、中村は「コースより、自分の体調とか練習とかが大事。今日は記録が出せてよかった」。
○…男子走り幅跳びの荒川が、自身6年ぶり2度目の8メートルジャンプ。「6年前はまぐれ。今回は狙っていたから」と満足感。2月から3週間、同志社大の先輩でもある短距離の朝原と一緒にオーストラリアで練習。走りのリズムなどを学んで高めた走力を、跳躍にもつなげた。五輪の参加標準Bは破ったが、出場の可能性を高めるにも同Aの8メートル20が次の目標に。「コンスタントに跳ぶ力をつけたい」と気を引き締めた。
◆陸上・兵庫記録
【男子】▽八百メートル (1)安西アルトウ(エスビー食品)1分51秒04(2)早川達哉(早大)1分52秒34▽一万メートル (1)ジョセファト・ダビリ(小森コーポレーション)27分15秒82(5)木原真佐人(中央学院大)28分29秒40▽三千メートル障害 (1)ヤコブ・ジャルソ(ホンダ)8分19秒23=大会新(2)岩水嘉孝(富士通)8分39秒19▽走り幅跳び 荒川大輔(同志社陸友会)8メートル09=大会新▽円盤投げ 畑山茂雄(ゼンリン)56メートル50
【女子】▽二百メートル 丹野麻美(ナチュリル)23秒79▽千五百メートル 小林祐梨子(豊田自動織機)4分15秒99▽一万メートル (1)オンゴリ・フィレス(ホクレン)31分19秒73(2)渋井陽子(三井住友海上)31分19秒73▽砲丸投げ 豊永陽子(生光学園ク)15メートル41▽やり投げ 海老原有希(スズキ)52メートル91
(1位と日本人最上位)
毎日新聞 2008年4月27日 18時57分(最終更新 4月27日 22時47分)
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