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中村、自己新V 女子3000 中国実業団陸上
中村、自己新V 女子3000 中国実業団陸上
http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp200805190247.html
陸上の中国実業団選手権最終日は18日、三次市のみよし運動公園陸上競技場で男女28種目の決勝があり、北京五輪マラソン代表の中村友梨香(天満屋)が女子三千メートルを9分14秒28で制した。
男子百十メートル障害の田村元弘(備南開発)は14秒24で大会新、二百メートルも21秒66で優勝して2冠。女子二百メートルの桐田康子(中西小教)も24秒87の大会新で、12秒43だった百メートルと合わせて2冠を達成した。女子円盤投げを49メートル52で制した山口智子(呉市体育振興財団)は連勝を12に伸ばした。(山本修)
▽スピードの切り替え課題
中村友梨香(天満屋)は、明確な課題を持って女子三千メートルに出場した。勝負でもなく、タイムでもない。北京五輪のマラソンをにらんだスピードの切り替えがテーマ。42・195キロの中盤以降、一瞬のペースアップを想定してレースに臨んだ。
すでに五輪へ向けた走り込みに突入。体は疲れていた。前日には、起伏の激しい道後山クロカンパーク(庄原市)で30キロ走を消化。意図的にマラソン終盤の疲労状態をつくった。「1000メートルから一気にペースを上げようとしたが、できなかった」。同走のジュニア選手たちを30秒以上突き放す走りも、納得にはほど遠かった。
武冨豊監督も切れ味のなさに不満顔。「長い距離をこなす中でも、スパートに対応するスピードは脚が覚えておかなきゃならん」。シドニー五輪の山口衛里やアテネ五輪の坂本直子ら、過去に試みなかった実戦練習法は、中村の速さを生かそうとするスタイルだ。
4月の一万メートル(31分31秒95)に続き、この日の9分14秒28も自己最高。でも、笑みはない。「もっと、ペースチェンジを意識した練習を積んでいきたい」。北京でレースが動いた瞬間、そのスピードの真価が試される。(山本修、写真も)
【写真説明】女子3000メートルを9分14秒28で制した、北京五輪マラソン代表の中村(左)
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