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taspoなしでもたばこが買えた!
taspoなしでもたばこが買えた!
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080521/25339?cw
2008年度より、未成年者の喫煙を防止するため、taspoが順次導入され、7月からは全国の自動販売機でtaspoがないとたばこが買えなくなる。
カードなしで買える!(撮影:木下知保) 買い物からの帰り道、気になるのぼりを発見した。
「カードなしで買える!」、「2008年度もたばこカード不要 この自販機なら手ぶらで買える」
よく見ると、taspo対応の成人識別たばこ自販機が2台並び、その横にtaspoなしで買える顔認証たばこ自販機なるものが1台設置されている。自販機に取り付けられたミラーに顔を映すと、自販機が成人か、未成年かを識別。
成人と識別されると、たばこが買えるが、未成年者と識別されるとたばこは買えないといった仕組みらしい。判断がつかない場合は、身分証明書を提示し、成人と認証されるとたばこを購入することができると書かれている。
私は早速家に帰り、インターネットでこの「顔認証たばこ自動販売機」について調べてみた。
自販機の製造・販売元の株式会社フジタカのホームページによると、顔認証たばこ自販機は未成年者の喫煙防止、喫煙者の利便性、小売店の繁栄のことを考えて開発されたそうだ。2008年5月1日より北海道、東北、中国、四国、九州で稼働を開始し、今後、全国でも稼働予定とある。
気になる顔認証の方法だが、目や口元のしわやたるみ、骨格等をもとに成人識別を行うという。顔は千差万別、童顔の大人もいれば、老け顔の高校生もいる。顔認証システムの正確性についてのデータはホームページ上にはなかったが、身分証明書を提示することで成人識別の精度を高めるということだろう。
私は、たばこを吸わないが、「たばこ自販機ではtaspoが必要になります」、「全国の自動販売機ではtaspoがないとたばこが買えなくなります」(社団法人 日本たばこ協会)といった言葉を、さまざまなメディアや親しい愛煙家の口を通して耳にしていた。
顔認証たばこ自販機。福岡市内(撮影:木下知保)
この言葉は一体何だったのであろうか。面倒な手続きを経て、taspoを手に入れた人たち、また、これから申し込もうとしている人たち。中途半端な制度で迷惑を被(こうむ)るのはいち市民である。
さまざまな議論を生み、導入開始に至ったtaspoであるが、顔認証システムにより、カード不要の自販機が全国に普及したら、混乱は必至であろう。
さて、この顔認証システムがどのように作動するのか気になり、たばこを買ってみた。
顔をミラーにかざすと、「いらっしゃいませ」に続き、すぐに「たばこを購入できます。お金を入れてください」と音声が流れた。15歳も年をごまかせるとは思っていなかったものの、いささかがっかり。図々(ずうずう)しい女心に苦笑しながら、吸いもしないたばこをバッグに入れた。
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