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マラソン土佐練習中の中国昆明でテロか?
マラソン土佐練習中の中国昆明でテロか?
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp1-20080722-386680.html
危ない中国 二十一世紀の危険信号
中国雲南省昆明市で21日午前、通勤バス2台が相次いで爆破され、計2人が死亡、14人が負傷した。うち1人は重体。同省公安庁などはテロの可能性もあるとみて調査を進めている。北京の日本大使館によると、爆発に日本人が巻き込まれたとの情報はない。来月の北京五輪を控え、国内の治安問題にあらためて懸念を指摘する声も出そうだ。
最初の爆破が発生したのは、デパートや高層ビルが立ち並ぶ目抜き通りだった。昆明市中心部を貫く片側3車線の「人民西路」に、爆発音が響いたのは21日午前7時5分(日本時間同8時5分)すぎ。目撃者によると、バスの窓ガラスが道路に吹き飛ばされ、バスの周りに複数の乗客が倒れていたという。通勤・通学時間帯に発生した惨事に、現場にいた買い物客は「この町でこんな物騒な事件が起きたことはないと思う。とても怖い」と不安げな様子だった。
その約1時間後、2台目の爆破事件が直線距離にして約3キロ離れた場所で発生した。バス通り沿いにレストランや薬局、ガソリンスタンドなどが並ぶ地区。近くのクリーニング店男性店員は「眠っていたら大きな爆発音で起こされた。もう外出にバスは使いたくない」と表情を曇らせた。付近にはしばらく火薬のようなにおいが強く漂っていたという。
2件の爆破事件で死亡したのは女性(30)と男性(26)。それぞれ最初に爆破されたバス、2番目のバスに乗っていた。2カ所の現場にはそれぞれ数百メートルに渡って黄色いテープが張られた。数百人の警官が住民の立ち入りを厳しく制限し、周辺を警戒した。公安関係車両が多数配置され、警察は主要道路に検問所を設け捜査を進めている。
中国の通信社「中国新聞社」は、バス前方の座席下に何者かが時限式の爆弾を置いた可能性を指摘している。現場取材に来ていた地元紙記者は「被害を受けた乗客らは現場すぐ裏の病院で手当てを受けている。警察は今も病院内で事情聴取を続けているもようだ」と証言した。
現場には“テロ”とのうわさが駆けめぐっている。最初に爆破されたバスの近くにいた大学生の楊雪さん(20)は「チベット独立派の犯行だといううわさを聞いた」と語った。同庁では「テロかどうかはまだ調査中」としている。北京の中国筋は「集団によるテロではなく、恨みなどを理由にした個人の犯行とみられる」と述べている。中国公安省は事態を重視、新華社電によると、刑事犯罪の専門家を21日午後、現地入りさせ、テロの可能性も含め調べているもようだ。
8月8日の北京五輪開幕を前に、中国全土の地方で当局と住民の衝突が相次いでいる。今回のバス連続爆破事件を受け、中国当局はあらためて公共交通機関の警戒を強化する方針だが、社会の不安定要素を抱えたまま五輪開催に臨むことは避けられそうにない。
[2008年7月22日9時30分 紙面から]
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