スポンサードリンク
中国:宇宙船「神舟7号」打ち上げ成功 3飛行士乗せ
中国:宇宙船「神舟7号」打ち上げ成功 3飛行士乗せ
http://mainichi.jp/select/world/news/20080926k0000m030119000c.html
中国神舟
中国航天員飛行記録
中国が月着陸に成功すると何が起こるか
【北京・浦松丈二】中国で3回目となる有人宇宙船「神舟7号」が25日午後9時10分(日本時間同10時10分)、内モンゴル自治区と甘粛省の境界上にある酒泉衛星発射センターから宇宙飛行士3人を乗せて発射された。数分後には地球の周回軌道に乗り、打ち上げは成功した。26日午後には、宇宙飛行士1人が中国初の船外活動を実施する予定だ。
中国の有人宇宙船打ち上げ成功は03年10月の神舟5号、05年10月の同6号に続き連続3回目。中国は21世紀の国家発展戦略の柱に宇宙開発を位置づけており、今回の7号から宇宙ステーション建設に向けた第2段階に入る。09~12年に神舟8号、9号を無人で打ち上げてドッキング実験を積み重ね、同10号で有人のドッキングに挑戦。その後、宇宙ステーション建設を進める構想だ。
今後、中国は米露に次ぐ「宇宙大国」として存在感を増し、北京五輪を乗り切った胡錦濤指導部への追い風になるのは間違いない。胡錦濤国家主席は25日、発射センターを訪れ、宇宙飛行士3人を前に「あなたたちが行う船外活動は、わが国宇宙技術の重要な跳躍となる。全国の人民が強固な後ろ盾となり、神聖な使命をやり遂げてくれると信じる」と激励。打ち上げ後には「神舟7号は国家的な科学研究事業だ。集中してやり遂げ、全面勝利を勝ち取ろう」と演説した。
打ち上げのタイミングには政治的な思惑も込められていたとみられる。中国が国を挙げて取り組んだ北京五輪・パラリンピックが終わり、10月1日の国慶節(建国記念日)の大型連休前。連休明けには五輪後の国政方針を決める中国共産党の中央委員会総会が開かれる予定だ。
打ち上げの模様は神舟5号、6号と同じように全国にテレビ中継された。7号の目玉である宇宙飛行士の船外活動の映像も地球上に届けられる予定だ。
初の船外活動は、地球周回29周目に約30分間予定されている。カメラを搭載したサッカーボール大の小型衛星を放出し、宇宙遊泳の映像を地球に送るという。船内ではハイブリッド米や微生物による科学実験も実施する。
神舟7号は28日にも内モンゴル自治区に帰還する計画だ。
【関連記事】
スポンサードリンク



