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ダイアパレス倒産、歌は世につれ…悲しき「東京砂漠」
ダイアパレス倒産、歌は世につれ…悲しき「東京砂漠」
http://www.zakzak.co.jp/gei/200812/g2008122001_all.html
「ダイアパレス」のマンション名で知られるダイア建設が19日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、事実上、経営破綻した。負債総額は約300億円。ダイア建設といえば思い出されるのがバブル期、CMソングに起用された「東京砂漠」。奇しくもNHK紅白歌合戦では、白組の前川清(60)がこの曲を歌うことが決まっている。
ダイア建設は、旧産業再生機構(2007年3月解散)の支援第1号企業になり、経営再建に取り組んできた“日本再生”の象徴だった。レオパレス21の傘下で立て直しを図ってきたが、金融危機に端を発する景気低迷でマンション市況が急激に冷え込み、ついに資金繰りがつかなくなった。
1976年に設立。「ダイアパレス」のマンションは首都圏や関西を中心に全国で2000棟以上の供給実績を誇る。リゾート開発やゴルフ場にも手を広げ、91年3月期には売上高2306億円を上げた。
まさにバブル経済を謳歌したわけだが、内山田洋とクールファイブの「東京砂漠」を起用したCMが頻繁に流れたのも、ちょうど80年代前半以降のバブル期。歌手はCMに登場しないが、歌謡曲をバックに高層ビルが林立する都会で人々がスポーツに興じるCMは斬新で、「東京砂漠=ダイア建設=前川清」というイメージが定着。企業、歌手双方の知名度アップに貢献した。
NHKが紅白の曲目として「東京砂漠」を発表したのは19日の昼すぎ。その夜、ダイア建設は経営破綻を発表した。歌は世につれ-というが、まさに今年の大不況を象徴する歌となってしまった。
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