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「ATフィールド解除から始めよう」 “リア充指南書”が秋葉原で人気
「ATフィールド解除から始めよう」 “リア充指南書”が秋葉原で人気
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/06/news077.html

「女の子へのATフィールドを解除」「Tシャツやポロシャツをタックインするのはやめよう」──書籍「リア充宣言」が秋葉原の書店で売り切れになり、版元も驚いているという。
2009年04月06日 18時33分 更新
「リア充宣言」(クリックで拡大) 最近、アニメやネット、ゲームなど2次元の世界を愛好するオタクたちの会話の中に「リア充」なる造語が飛び交っている。“現実(=リアル)が充実”している人たちを指す言葉で、きわめて大ざっぱに言えば、2次元キャラクターではなく“リアルな彼女”がいる男に対する、羨望と多少の皮肉を込めた呼称だ。オタクの聖地、東京・秋葉原の書店では、そんな「リア充」になるための指南書が大人気で、軒並み売り切れの事態となっている。
「この種のサブカル本が在庫切れするのは異例。この売れ行きには、ただただ驚いています」
こう話すのは先月28日、リア充になるためのハウツー本「リア充宣言」(オタク開発委員会、1575円)を発行した遊タイム出版(大阪)の川森田康隆さん。初版1500部は一気に売れ、急きょ増刷に入ったという。実際、夕刊フジが秋葉原の書店を調査したところ、ほぼすべての店で完売。辛うじて大手書店で最後の1冊を入手した。
「リア充宣言」は、一般的な男性向け恋愛指南書をさらにやわらかく、詳細かつ丁寧にした印象。オタクに通じる言葉が随所にちりばめられているのが特徴で、<女の子に対するこころのATフィールドを解除することから始めよう>といった調子。ATフィールドとはアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で使われる“心の壁”のことだ。
「リア充宣言」は秋葉原の書店で軒並み完売(クリックで拡大) もちろん、オタクではない人も楽しく読める。たとえば、「より多くの出会いをつかむための準備」として、<Tシャツやポロシャツをタックイン(ズボンに入れる)するのはやめよう><ベルトはズボンと靴に色を合わせる必要があるんだよ>。「出会いをつかもう」編では<まずは相手を認識することが大切だけど、認識しただけでは次の展開には進まないぞ>と指南。
一方で、“免疫”の少ないオタクたちに向けて<自分のために祈ってくれる女の子>(=宗教勧誘)や<彼女がほしい人の弱みにつけこんでくるお商売>(=キャッチセールス)への注意も呼びかけている。
<たまには休肝日ならぬ休PC日をとって>というアドバイスは、いかにもオタク向けの表現だが、<どうしてデートをする(必要がある)のか?>といった、ある種本質的な問いにもキチンと応えている。
著者である「オタク開発委員会」の代表女性(25)は「オタク向けのエッチのためのハウツー本が話題になりましたが、『それ以前に出会いのハウツー本がほしい』といった声が多く聞かれた」のが発刊のきっかけという。
予想外の売れ行きについては「性的描写にあふれた2次元女性と混同することなく“リアル女性”の本当の良さを知ってもらえればうれしい。『スイーツ』(=主に若い女性をバカにするネット用語)などと女のコを毛嫌いせず、みなさん『リア充宣言』してください」と話している。
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