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キッザニア甲子園:すし屋にラジオ局など子供向け職業体験施設が人気 「遊びを本気に」
キッザニア甲子園:すし屋にラジオ局など子供向け職業体験施設が人気 「遊びを本気に」
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子供のための職業体験テーマパーク「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)が3月27日に開業しまもなく2カ月。6000平方メートルの敷地に、ラジオ局、ガソリンスタンドなど体験施設(パビリオン)は50以上で、04年9月に開園した同規模の「キッザニア東京」(東京都江東区)にはない「すし屋」「ホテル」「ペットショップ」「モデルハウス」などがあるため、関東地方など遠方からの来園もあるという。【西村綾乃】
「電力会社」を見学すると、子供たちが真剣なまなざしで電力供給ラインの流れを示すパネルを見つめていた。停電などの異常が見つかれば現場に急行する。電線が切れた電柱を見つけると、高所作業車に乗って修理を始めた。終わればキッザニアの通貨「キッゾ」で給料が支給される。
キッゾは、車を運転したいと思えば「運転免許試験場」で免許の交付を受けるため支払うこともある。免許取得者はレンタカーを借りることができるなど、現実社会に似たルールが体験できるのも面白い。たまったキッゾは、施設内のデパートで使用できるほか、銀行に預ければ半年複利で利息が付く。
電車や車、信号など街のサイズはすべて子供に合わせて現実の3分の2のサイズだが、出展しているのはすべて実在の一流企業だ。冷凍食品の「焼きおにぎり」作りを体験できる「食品開発センター」(ニチレイフーズ)では、型に入れてしょう油をぬったご飯を、スノードライ(粉末状のドライアイス)で急速冷凍する工程があるなど、見学している大人ももの珍しさに目を見張っていた。大阪のラジオ局「FM802」のスタジオでは、実際に現場で使用されているミキサーなどの機器を使って“本気”モードで収録。収録した番組は施設内で生放送されるなど臨場感もたっぷりだ。
パビリオンでは、3~15歳までの子供が5、6人でチームを作り職業を体験。パビリオン内は保護者の立ち入りは禁止で、親たちはガラス越しに子供たちの様子を見守る。大人の手助けなしに、子供たちが協力して作業できるのかと見ていると、年上の子が自発的にリーダーとなり、下の子の手を引いて“チーム”を形作っていた。
広報担当者は「学校や塾以外では、他人と知り合う機会が少なく、地域社会での人と人との触れ合いから学ぶことが少なくなった現代だからこそ、さまざまな社会体験ができるキッザニアにたくさんの方がいらしてくださるのではないでしょうか」と分析。年間で80万人の来場を見込んでいる。
◇……入場料は0~2歳まで無料。3~15歳は3300~3850円。16歳以上は2000~2100円。午前9時~午後3時、午後4~9時の入れ替え制。問い合わせはインフォメーションセンター(0570・06・4343)まで。
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